自己紹介

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東京都中野区を拠点に活動中。 2002年よりFESN(カメラマン) 2008年よりDiginfo(映像編集) 2009年より理学療法士養成校に入学

フィジセラBlog

2009年8月24日月曜日

ボランティア活動

 
 

 ふとしたつながりから、今回で2回目の参加となった練馬区肢体不自由児者父母の会の方々とのボランティア活動、前回は障害者の方と接する事が初めての自分はどうしたらいいのか分からないまま、あっと言う間に過ぎた一日、それでも障害者の方や保護者の方々とじっくりと話しができ、今回は会の司会進行役を務める事に。

少しでも参加してもらった人に有意義な時間を過ごして欲しいという思いだけを胸にのぞんだ。

 前回感じた事は障害を持つ母親の強さ、前向きな姿勢だけだったけれど、会の打ち合わせなどを通じて、あらたに分かったことは、彼女達の中では障害者の子供を持ちながら生きていく事は現在も続いていて、日々葛藤しているという事。
 家に帰ると暴力が凄くて、ふと出た言葉に会の方々はうなずくだけだったけれど、自分にとっては衝撃的な言葉で、顔の表情からは今までの強さはまったく感じとれなかった。

 どうやってその弱さを強さに変えるのか、母親だからできることなのか、自分には計り知れないことなような気がする。ただ、そんな弱さを今回は知ることが出来て良かった。

様々なコンプレックス、弱さ、時には怒りにも似た感情が、生きる力に変わる。それはどの世界でも同じことだと自分は思う。

今後もこの会には参加して行きたいと思っているし、様々な人にも体験して欲しいと思う。
是非、興味のある方は連絡を下さい。

2009年8月18日火曜日

3376

一生に一度しておきたいことをしてきました。
Mt Fuji

感想を一言 「高い」

初めての登山で、なおかつ日本で一番高い山ということもあり、ゆったりの二泊三日で山頂を目指しました。

まずは五合目バスターミナル、多国籍ターミナル、人種はもちろんですが、本気の登山家、サッカーのユニホーム着た人、原宿からそのまま来ました的な人、もう既にグロッキーな人、そして自分の様な、なんちゃって登山家。

次に第一の宿泊場所七合目「ともえ館」
自分的にはちょうど良い高さでの御来光、最高でした。




次の日に宿泊した八合五勺目「御来光館」
この辺りでは様々な人種が一体となって、あの頭痛になやまされ始めますが、自分は問題ないフリをして山小屋お得意のカレーを食べて仮眠。の予定が三枚の布団に八個の枕、それに山頂まで最後の山小屋ということもあり、登山客で大混雑する上に夜中でも人の動きが絶えず、眠りにデリケートな自分は・・・。

それでも若干の仮眠を挟みいざ山頂へ。
今回初めての夜の山道、恐ろしい程に星は近く、プラネタリウムよりもプラネタリウムで、大量の角砂糖のような星がオリオン座の周りに転がっていて、月は三日月よりも細いナイフで、何よりも真夏とは思えない寒さが空から降りて、ブーツと厚手の靴下を通してつま先を凍らせます。


九・五合目辺りで周りがざわめき出して、空が明るみ、大渋滞していた登山道は一時停止ボタンを押したようにみんな足をとめて、一点を見つめていました。

そして周りから聞こえた声は

「早くして、寒い、焦らしすぎでしょ・・・」




ついに山頂へ。これまた山頂には不思議な町が、天空の城ラピュタとは掛け離れた世界、おみやげの叩き売りのお兄さん、久しぶりの感覚でした。
取って付けたようなセットの山小屋、カラフルなウエア、900円のインスタントラーメン、あそこに共通してあるものは、そこまで登ったという達成感、お疲れ様です。


最後に噴火口と山の下山は恐ろしい