自己紹介

自分の写真
東京都中野区を拠点に活動中。 2002年よりFESN(カメラマン) 2008年よりDiginfo(映像編集) 2009年より理学療法士養成校に入学

フィジセラBlog

2008年7月30日水曜日

三浦綾子の話

最近、自宅の近くの図書館に三浦綾子全集を読みに行くというのが、一つの楽しみになっています。
今まで、全集というものは、過去に発表された作品集だと思っていたのですが、その中には作家が今までに書いたエッセイや本になっていない短編、短歌が納められていて、また違った側面に接することが出来ました。
特にその中でも三浦綾子全集の中には沢山のエッセイやインタビュウーなどが納められていて、感銘を受ける言葉ばかりです。
その中でたった今読んでいて、思わず心を打たれた言葉を一つ上げたいと思います。

「足のない人を見るまでは、靴のないことをぼやいていた」

満たされ過ぎた日々、不自由ない生活、胸を強く突き刺す一言でした。

三浦綾子全集は二十巻ほど出版されているので、時間のある時に読み進めていきたいと思います。

2008年7月25日金曜日

シグナルとシグナレス


宮沢賢治の短編、シグナルとシグナレス。
鉄道の信号機同士が切ない恋に落ちるという話です。
二人の儚い恋を結ぶのは倉庫の屋根、寒く冷たい雪の中繰り広げられる宮沢賢治の世界観にどっぷりとつかってしまいました。

写真は先週行われた横浜花火大会。
そら一面に広がる花火、体全身で浴びる音圧、自然と湧き出る歓声や拍手、苦手な人混みの中行ったかいがありました。

ゆっくりと流れる時間の中を脆く昇華する花火の玉、夏の風物詩を堪能しました。

次は海に行きたいですね~。