自己紹介

自分の写真
東京都中野区を拠点に活動中。 2002年よりFESN(カメラマン) 2008年よりDiginfo(映像編集) 2009年より理学療法士養成校に入学

フィジセラBlog

2008年2月29日金曜日

fashion



自身の所属するブランドLIBE BRAND UNIVSの展示会が無事に終わりました。


そうすると、自動的に僕の仕事が始まります。

物撮り。比較的芸術性を求められない仕事。露出とフラッシュの当たり方、フォーカス、カメラを握る人間に必要最小限の技術さえあればこなせる仕事。近い将来、機械にだってこなせる作業なる可能性だってあるはず。

そんな先行き不透明な作業でも、少なくても今は僕の大事な仕事。

正直のところ洋服にさほど興味の無い自分(誤解しないでもらいたい、世の中のfashion業界の人間に比べればということで、fashion業界を少しでも理解しているからこその発言だと思ってもらいたい)にとって、この作業をどう捉えるべきか、どうこなすべきか、考えてみた。

まず、僕は少なからずともこの写真を撮ることによってお金をもらっている。この事実がある限り僕はこの仕事を僕なりに完結したい。

同じ時間を費やすのであれば、さらに高みを目指したい。

行き着いた答えは、僕は一枚一枚の洋服に話し掛けるようにシャッターを押す。

なんて幻想的でディズニー映画のようなことは僕には出来ない。

だから僕は出来るだけ時間を掛けずに短い時間で写真を撮り終えるということに観点を当てて作業をこなすことにした。


完成した写真に、僕の今、シャッターを切った瞬間がなんてことない、「物撮り」に反映される。


それが僕が今出来るベストと言って良いのだろう。


これが今回、僕が仕事をする上で見つけ出した答えだ。

2008年2月28日木曜日

龍’s


写真


今日は南青山にある龍’sというお店の写真撮影を行ってきました。

実は今日で4日目。

思っていたよりも時間が掛かってしまいましたが、予想を上回る写真の出来に大満足。

帰ってメディアのデータを見てみると1600枚近い数の写真データが・・・。途中削除したデータを入れると間違いなく2000枚以上なのは確かです。


僕は今までに何枚の写真を撮ったのだろう?

ふと1600という数字を目にして漠然と考えてみました。多分今までに撮影した写真を全て繋ぎ合わせても1週間、いやもしかすると、1日にも満たないかもしれません。


1日=24時間・1時間=3600

24×3600=86400


ん? 多分満たない。


こんなにシャッターを切っても1日に満たない時間の切り取り作業。

全ての時間を切り取ることは、海を全て陸地にしようと埋め立てするよりも儚い作業のように思えて一瞬虚しい気持ちになります。


それでも1枚1枚、写真をチェックしていると、ぽっかりと心の中に空いた虚しい空間が少しずつ埋まってくるような気がします。


そして写真が完成して、パンフレットやメニューのチラシ、雑誌の紙面、または自分なりのプリントが成功した時に、その空間は埋まり、また僕はシャッターを切るのです。


ただ、シャッターを押すだけなら機械にだって可能なこと。


カメラを通じて様々な人との繋がりや、新たな発見。  

何かひとつの形になった時の喜びがあるから、僕は何千枚という写真を撮った後に感じる虚しさを乗り越えることが出来るのだと思います。


龍’sのみなさんとても良い経験をすることが出来ました。

ありがとうございます。

仕事のきっかけをくれた山岡さん、いつも僕の手伝いをしてくれた田中さん、毎朝迎えに来てくれた小林さん、美味しい料理を作ってくれるサワダさん、そして斬新なアイディアを提案してくれた社長、お世話になりました。
そして斬新なアイディアをもった社長


みなさんも是非、機会があれば食べに行ってみて下さい。

正直、安くはありませんが、時には贅沢な時間の使い方をしてみてはいかがですか、絶対に満足できる時間を過ごすことが出来るはずです!!


2008年2月24日日曜日

stert

自分のHPでは今までに撮った写真を公開しています。
興味のある方は是非ご覧下さい。

BLOGでは日々の些細な出来事を自分なりに綴ってみたいと思います。