是非、電子書籍で坂本龍一の音楽と共に読みたかったのですが、デバイスを持ち合わせてなかったので、書籍化されるのを待ちました。
5分後の世界、ヒュウガウイルス、半島を出よ、に続く作品だと思いますが、今回はより一層に暗いイメージが強いです。全体的に日が昇らない大地を想像させ、淀んだ空気と異臭がします。まだ上を読み終わったばかりなのに、すっかりと歌うクジラの世界にどっぷりです。
電子書籍では、場面事に坂本龍一の音楽が流れるそうですが、大変気になります。いつか小説と合わせて聞いてみたいです。
村上龍の活動はJMM等を通じて日々目にしていますが、いったいどの時間を使って、こんな作品を完成させているのか、不思議でなりません。
物作りのスピードと質、そしてなによりも全てのタイミング。
電子書籍の使い方と社会に対する姿勢。
とても参考になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿