人は時として無駄なことをしている。そして僕も多くの場合、無駄なことを沢山しているような気がする。
無駄なことと無駄でないこと、とは何か、どんな基準があるのか考えてみた。
意外と直ぐにその答えを定義するのは簡単だった。
無駄でないことは、行った行為に対して自分に見返りがあったか、して良かったと思えるか。
そう考えると自分のしていることに無駄は少ないような気がする。
先日、フランス大使館で行われているアート展?的なイベントに行ってきた。フランス大使館はとても古い建物らしく、今回立て直しを行うらしい、その最後のイベントとして、来年の1月末頃まで解放し、様々なアーティストと呼ばれる人が会場好きなことをしていた。
その中には一見して、無駄と思えることが多数存在した。
少なくとも僕はそういったことに時間は裂かないと思える行為だ。
一体誰が何のために、そんなことをするのか?どんな意味があるのか?
その答えは見つからない。
そんな無駄に思えることこそが、真の意味を与えてくれると僕は信じている。
「アート」世の中でもっとも曖昧で危険な言葉で、正当な意味をなす場合とてつもなく魅力的だ。